これまでドメイン取得といえば、10年以上、ムームードメインを利用してたが、先日投稿した「Notion」関連のことを調査していたら、何やらCloudflareが利益なしの原価で、ドメイン管理のサービスを提供していというではないですか!?
以前はドメインの取得はできなかったため、手持ちのドメインを利用するか、移管する必要があったようだけど、今はCloudflare上でドメイン取得も可能
ちょうど新しくドメインを取得して、サイトを作成しようと思っていたので、Cloudflareでドメインを取得する方向で、もう少し詳しく情報収集してみようと思う
ドメインの費用が最安値?
メモしながら巷の情報を拾ってみる
CloudFlareではドメインの新規取得はできない(現在ベータ版で機能提供中)
他社からドメインの移管によりCloudFlareへ転入させる必要あり(snip)
ドメインの卸売価格のまま提供。
[サイト作成]ドメイン維持費最安値はCloudFlare | みさきる
そのため、業界最安値の価格でドメインの更新ができます。
この記事は、2020年のモノで、今、Cloudflareの画面を見てみるとドメインの新規取得はベータ版ではなく正式機能として利用できそう
.comの値段は、2020年当時は8.03ドルだったようだけど、今は、8.57ドル
為替が1ドル115円くらいだから、985.55円、1000円かからないということ
ムームードメインが今は取得500円で更新が、1,728円
ムームーは、ドメインによって取得時は安くしているんだよなぁ、500円だったり、99円だったり
ただ、初回の取得だけでなく、翌年の更新の費用と合計するとムームーは2,000円を超えるから、初回の割引がなくても2年以上ドメインを保有するならCloudflareの方が安く済み、その後、使えば使うほどCloudflareの方がお得ということになる
国内の他のサービスだと、激安らしいXserverを見てみると…
取得が1円っっwwwww
たまたま今の期間だけ1円なのか、それともしばらくこの価格なのかはわからないけれど、安すぎる…
更新料もかなり安い方だが、Cloudflareには及ばない、よって、新規取得のドメインであっても4-5年以上利用するつもりがあるなら、Cloudflareで取得した方が安いということになる
短期の利用で安さを追求するならXserverだけど、今回考慮すべきは「安さ」だけではないので、なぜCloudflareなのか?をもう少し掘り下げて考えてみるため、もう少し調べてみる
ドメイン取得の詳しい手順
どうやら中の人がQiitaに投稿している
Cloudflare が手数料を追加することなく、原価で提供するため、ドメイン管理費を削減できます
Cloudflare は価格一覧を提供しません TLDs supported · Cloudflare Registrar docs(snip)
WHOIS redaction によるプライバシー保護
Cloudflare Registrar でドメイン取得する – Qiita
WHOIS 代行ではなくREDACTED FOR PRIVACY
と置換され公開されます。
第三者は Cloudflare を通じてドメイン管理者とコンタクトする https://www.cloudflare.com/abuse/form
1.5年前の記事なるけれど、みんな大好きクラメソの記事にもなっていた
AWS の Route53 Domain Registration で 年間 $18(ドメイン料金:$12 + ホストゾーン料金$0.5 x 12ヶ月) で 維持していた「.com」ドメイン、 Cloudflare Registrar に移管する事で、ドメインの維持費を半減させる事ができました。
AWS の Route 53 、特に AWS でワークロードを稼働させる場合には、 高性能なDNSとして 費用対効果の良い利用が期待できますが、 ドメインの所有目的が保持、 Route53 の機能を必須とせず コスト抑制が優先される場合には、 Cloudflare Registrar の利用により 維持費が抑制できる可能性があります。
ドメインを原価提供している Cloudflare Registrar を試してみた | DevelopersIO
AWSのRoute 53を利用する必要性は全然ない気がするので、そもそも候補にすらなっていないけど、金額は半分で済むと… で、移管の手続きが詳しく載っていた
以下のサイトは、サービスの全般的な話からCloudflareの基本的な機能についても軽く触れられていて、なかなか良い情報がまとまっている
Rocket LoaderはJavaScriptの非同期処理を有効にして、JavaScriptが含まれるページの表示速度を改善します。ページの表示が崩れたり、動作が可怪しい場合は無効にしてください。
Auto MinifyはHTML、CSS、JavaScriptの縮小化を行うことにより、転送データ量を減らして高速化を図ります。ソースコードの余分な改行や余白を削除することによりファイルサイズを圧縮します。
Cloudflare Registrarに移管してドメイン費用を年間500円節約しよう | WordPressのための便利帳
Cloudflareで取得した方が良い理由 vs 別サービスで良い理由
Notionを独自ドメインで公開するならCloudflareが良さそう
直近、ドメインを新規取得する理由が、Notionを利用したサイト制作にあるので、その前提で考えると、どうもCloudflareを利用したサイト公開という手法があるようで、その場合はドメインの取得もCloudflareにした方が手軽と言えそう
Frutionと呼ばれるJavascriptプログラムを、CloudFlareのWorkerという仕組みで、動作させれば、「Notionと接続して、NotionをWebサイトとして表示」してくれます。
Notion を無料で独自ドメインのWebサイトの変換する Fruition を使ってみた | by toiee Lab 亀田 | Medium
CloudflareのWorkerは、ちょっと前から見聞きするようになって、なんだろう?と思っていたのだけれど、どうやらリバースプロキシとしてCloudflareを経由した場合に、その通過時にJavaScriptを実行することができるっぽい
1つ、Notionを独自ドメイン化する際にProプラン以上にしないと、検索エンジンにインデックスされないとな… うーん、だいぶ、それは困ったちゃん…
Googleなどの検索エンジンに表示させるためには「Search engine indexing」をオンにする必要があります。
こちらは有料プラン(PERSONAL PRO)を契約している必要があるので、有料プランの方は「オン」にしましょう。
オフの場合は検索エンジンに表示されないので、URLを知らないとアクセスできません。
【無料で実現】Notionを「Cloudflare」で独自ドメイン化する方法
Frutionで検索エンジンに対応できたとあるけど、ホントかなぁ…
FrutionとSuper以外にもサービスがあるのかぁ… もう少し調べる必要がありそうだなぁ…
ちなみにNotionにカスタムドメインを割り当てるサービスは、Super、HostingPotion、HostNotionなど他にもいくつかあります。
(snip)
その後Google検索でちゃんとインデックスされているか確認したところ、1日後にはインデックスされていました。
Notionの独自ドメインWebサイトを無料で作る方法 | Heysho
Notionの有料契約をして、Frutionか、Superなどの有料サービスを利用するか
従来の無償版 G Suiteの乗り換えは、Cloudflare Email Routingでいい?
10年以上前から利用しているG Suiteの無料版がサービス終了するという話があって…
4月末までに有償版にアップグレードするか、別のサービスに引っ越す必要がある
で、そもそもG Suiteはほとんど使っていないんだけどw 唯一、独自ドメインのメールサービスのホスト先として利用していたので、メールの転送サービスを利用するとG Suiteを捨てられるという話
でで、メールの転送サービスの候補の1つが、CloudflareのEmail Routing
まだベータらしいけど、つい先ほど全アカウントにベータ公開した!とのブログがあがっていた
I won’t beat around the bush: we’ve moved Cloudflare Email Routing from closed beta to open beta 🎉
(snip)
Most recently, with users wanting to set up Email Routing for more of their domains and with some of G Suite legacy users looking for an alternative to starting a subscription, we have been onboarding tens of thousands of new zones every day into the closed beta. We’re loving the adoption and the feedback!
Email Routing is now in open beta, available to everyone
Cloudflare公式でもG Suiteユーザーから引っ越してきていると明記しているw
この場合、ドメイン移管しなくても利用できるのだろうか?
「Email Routing」はドメインのメールアドレスと転送先のメールアドレスをCloudflareの管理画面上で設定し、ドメインのDNSレコードを書き換えるだけでドメインメールが使えるようになるため非常にシンプルで簡単に使えます。
Cloudflareの「Email Routing」とGmailで独自ドメインメールを完全無料で運用する方法 | SERVERSUS
MXレコードをCloudflareに向けるだけか
サブアドレス(デリミタを使ったアカウントも使えるかなぁ?)
ちゃんとコミュニティでやりとりしていた(でも英語で検索しないと見つからないw)
If it’s a catchall, it probably doesn’t care about plus addressing. Any address on the domain gets forwarded to the destination.
Support plus addressing in email routing – Feedback / Feature Request Submitting & Feedback – Cloudflare Community
よくある「+」デリミタ区切りでサブアドレスを受け取れるかという話では受け取れないが、どんなアカウントでも全部転送とすれば、サブアドレスに関係なく全て転送されるので、そういう使い方ならできるよ!という話らしい
複数人で、それぞれにアカウント発行している場合は、あまりうまくない仕様と思われるが、個人が独自ドメインを持っていて、どんなアカウント(メールアドレス)でも転送してくれればいい、という話なら全く問題ないね、私もこのパターンなので、全然使えそう
この機能のベータ提供が始まった時のブログにも全部受け取るオプションがあると記載があった
catch-all(キャッチオール) を選択して、ドメインにあるすべてのメールアドレスが有効とみなされて転送されるよう設定することもできます
Cloudflare Email Routingでメールの作成とルーティングが簡単に
そのほか転送サービスのPoboxというのもあるので…
みたいなことも考えて、Cloudflareに集約した方がいいかなぁ… どうかなぁ…
おまけ
なぜCloudflareがドメイン取得更新のサービスを開始したのか
Cloudflareがレジストラとしてのサービスをスタートすることとなった理由は、同社の他サービスと同様に社内の問題を解決するためでした。2013年、Cloudflareはハッカーがレジストラのシステムを悪用していることを知り、一部のドメインをセキュリティ面に不安のあるレジストラ上で運用することに危機感を抱くようになります。よりセキュアなレジストラを探し始めたCloudflareですが、セキュリティの高さをうたう高額なサービスでさえ、Cloudflareの求めるセキュリティ基準を満たすものはなく、かなり危険なものであると感じたそうです。そこで、最終的にCloudflareは自分たちでレジストラを構築することを決めます。
(snip)
ユーザーには「可能な限り最高のセキュリティ」を「最良の価格」で提供するとしています。具体的には、セキュリティ面では二段階認証を有効にし、デフォルトでドメイン登録をロックし、DNSSECなどのセキュリティサービスを自動的に有効にするとのこと。
ドメイン登録におけるレジストラ側の取り分ゼロで業界最安値が確定的なCloudflareのレジストラサービスがスタート – GIGAZINE
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