年末に防災備蓄の見直しをしていて、手回し発電のラジオが壊れているのに気づいたので買い替え品を物色
例によって、Amazonを見ると、中華系の怪しい商品がわんさか出てくるので、安物買いの銭失いにならないよう、評価サイトなどを徘徊
- 防災ラジオおすすめランキング12選 | 「安くて多機能」はダメでした! – the360.life(サンロクマル)
- 手回し充電器のおすすめ人気ランキング10選【災害対策に!ラジオ・ライト付きも!】 | mybest
- 【徹底比較】手回し充電式ラジオのおすすめは?スマホ充電とラジオ聴取時間は? – 特選街web
- おすすめの防災用手回し充電ラジオライト6選【購入レビューあり】 | ソナエテ
- 手回し充電器のおすすめ9選。アウトドアや災害への備えに
- 手回し充電器のおすすめ8選!災害時に役立つラジオ付きも | HEIM [ハイム]
どうやら1番人気は、ソニーの製品のようだ
公式の商品紹介サイト
- ICF-B99 | ラジオ/CDラジオ・ラジカセ | ソニー
- 手回し充電ラジオ 体験レポート | ウェブ防災訓練実施中 | ラジオ/テープレコーダー/ラジカセ | ソニー
- 旧モデルの体験レポート
- ICF-B08/ICF-B88/ICF-B09/ICF-B99 手回し充電携帯電話対応機種一覧表 | ラジオ/CDラジオ・ラジカセ/テープレコーダー | サポート・お問い合わせ | ソニー
- 充電できる機種一覧まで公開している
Amazonだとココ
ソニー ポータブルラジオ ICF-B99 : FM/AM/ワイドFM対応 手回し充電/太陽光充電対応 シルバー ICF-B99 S
一番人気はわかったが、比較記事を 3つ、4つ読んでわかったことが、1つ
ほとんどの手回しラジオのバッテリーはリチウム電池なので、何年も使わずに放置しているとバッテリーが劣化し、手回し充電がそもそもできなくなるそうな
ソニーの一番人気の商品も同様で、Amazonのレビューでも数年放置していたら使えなくなったというコメントがあった
公式のサイトにも 1年に1度は充電してくれと書いてあった
で、それを踏まえもう一度製品を色々見ていると、手回し充電ラジオのラインナップの中で1つ2つ、リチウム電池のバッテリーではないものがあることがわかった
細かいことはよくわからないけど、10年程度の長期保管=充電していなくても問題なく使える電気二重層コンデンサ(キャパシタ)という仕様のバッテリーを内蔵したもので、モノによっては「半永久で使えます!」みたいな表現もされている
用途から考えても、年次でメンテナンスかける自信はないので、しばらく放置していても今回のように壊れたりしないようなものが良い
そうすると自ずと商品は限定されます
(無論、Amazonに並ぶ中華系の商品は、全部リチウム電池のバッテリーなので対象外)
真っ先に上がるのは東芝のコレ
公式の商品紹介サイト
Amazonだとコレ
長期保管できるバッテリーのキーワードは「キャパシタ」で、コレで検索すると山善も同じような商品を出していることがわかった(見た目が東芝のそれにそっくり、OEM?)
公式の商品紹介サイト
- 長期保管型手回し充電ラジオ YTM-R100 | ラジオ | YAMAZEN BOOK
- 長期保管型手回し充電テレビ+ラジオ YTM-RTV200 | ラジオ | YAMAZEN BOOK
- 10年間ほったらかしでも使える『手回し充電テレビ+ラジオ』 | YAMAZEN通信 | YAMAZEN BOOK
AM/FMラジオのみのタイプと、ラジオに加えて小さい画面でワンセグが見られるタイプがある
山善 キュリオム 手回しラジオ 防水 防塵 携帯充電 AM FM ワイドFM ホワイト YTM-R100
山善 キュリオム 手回し充電テレビ/ラジオ ワンセグ放送 防水 防塵 耐災害 ホワイト YTM-RTV200(W)
しばらく検索していたら、もう1製品見つかった
公式の商品紹介サイト
ECO-3 と ECO-5 の違いが最初わからなかったけど、よくよく上記の商品説明のページを読んでいると、ECO-3は乾電池からUSB経由でスマフォ充電ができ、ECO-5は手回し充電のみ、ということらしい
買うなら ECO-3 になるかな
太知ホールディングス(KOBAN) 手回し充電+乾電池 備蓄ラジオ ECO-3
ECO-5 は、Amazonで売っていなかった
ということで、国内系のメーカーものでリチウム電池のバッテリーではない商品は以上の3商品(モデル違いがあるけど、それはカウントしない)
- 東芝 ラジオ TY-JKR5
- 山善 キュリオム 手回しラジオ 防水 防塵 携帯充電 AM FM ワイドFM ホワイト YTM-R100
- 太知ホールディングス(KOBAN) 手回し充電+乾電池 備蓄ラジオ ECO-3
買うものは、この3商品から選択しようと思う
で…
この手回しラジオでスマフォの充電も考えていたので、実際にスマフォに充電しているレポート記事などを見ていたのだけれど、ちょっと気になる記事を見つけてしまった…
iphoneⅩフル充電するには7.5万回転以上、10時間29分も回し続ける必要があることになります。
記事では大人が4人がかりで10分で手が真っ赤になったということですから、10時間以上も回すのはかなり絶望的な労働ではないでしょうか。
また繊細かつ精密なスマホは不安定な弱い電圧による充電を避ける仕様になっています。
一生懸命まわしている間は充電されても、疲れて回転が減速したら充電が弾かれるのです。
機種によってはそのたびにエラーを通知する画面が立ち上がり、むしろ電池を消耗してしまう結果に。
そんな終わりの見えない回転運動を、ただでさえ精神的に追い詰められた状況で10時間以上続けられるでしょうか?
7.5万回転できない方はご確認ください | ディーコープ株式会社
つまり、無理っしょ!?という話w
今回、購入対象にしなかったソニーについて、スマフォ充電を実際にやってみた記事が出ていたので、そちらも紹介しておくと…
3分ハンドルを回して充電できるのは15mAhくらいなので、総容量3,200mAhのXperia 1を満タンにするためには10時間ほどハンドルを回さないといけないことになってしまうんですが(>_<)、実際の充電スピードを計測すると20%/時間と表示されているので大容量スマートフォンXperia 1でも本気で回せば5時間で満タンになる計算です。
(中略)
太陽光充電をさせているときに直接スマートフォンにUSB充電できないかテストしますが、これも電力が足りなくてスマートフォンには充電ができませんでした。
太陽光充電は防災ラジオ本体の内蔵バッテリーを少しずつ充電するための機能です。(取説にもそう書いてあります。)
太陽光充電はLEDライトを使うための機能で、晴天時に1時間充電してLEDライトが10分使える目安となっています。ハンドル手回し1分でLEDライト15分の目安となっているので、太陽光充電1時間=手回し充電40秒ほど、という発電量です。
のんびり太陽光にあてるのではなく手回ししてしまいましょう。
【レビュー】ソーラー&手回し充電の防災ラジオ『ICF-B99』でスマホを充電! 実機レビューレポート – ソニーの新商品レビューを随時更新! ソニーストアのお買い物なら正規e-Sony Shop テックスタッフへ
手回しが現実的でないのなら、太陽光で!と思ったけれど、コレでは厳しい….
ソニーに限らず、どれもそんな感じというでしょうか…
何れにしても、手回し充電のラジオでスマフォの充電を想定している場合は相当な覚悟が必要そう
災害時のスマフォ充電は、太陽光発電のモバイルバッテリーを保有しておき、放置して蓄電できたら、モバイルバッテリーから一気にスマフォに充電とするのが良さそう
だいぶまえの記事だけど、手回しと太陽光発電の両方を使った実験結果が以下にあり
太陽光発電のモバイルバッテリーは、どのあたりの良いのかね?(次回は、その辺りを調べるかな…)
Type-C がないけど、サクラチェッカーでも問題なし
以下の2つは、Amazon’s Choiceだけど、サクラチェッカーでは評価低い
でも、Type-C対応やワイヤレス充電に対応しているのがいい
あるいは、いっそのこと、バッテリー介さずに直接ソーラーから充電するとか?
いっそ、このくらいノートパソコンなんかでも使えちゃる 60W や 100W のモノにしちゃうとか?
ソーラーが入ってくると、以下のようなもっと本格的な大容量なものを考えておいた方が良いのかも…
ただ、値段が万単位になってきて、バッテリーは… 10〜30万www
やはり、ソーラー系は、もう少し色々調べる必要があるかな…
ということで、とりあえず手回しラジオについては、長期保管が可能な以下の3つから選ぶ
- 東芝 ラジオ TY-JKR5
- 山善 キュリオム 手回しラジオ 防水 防塵 携帯充電 AM FM ワイドFM ホワイト YTM-R100
- 太知ホールディングス(KOBAN) 手回し充電+乾電池 備蓄ラジオ ECO-3
たぶん、一番安いECO-3にする気がする
スマフォ充電は、太陽光発電のモバイルバッテリーか、ソーラーチャージャーを検討する
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