ドラレコをようやくマイカーに装備!
カーディーラーや街の車屋さんには持ち込まず、自前で全部作業をしたので、ちょっと苦労もしたけど、当初のビビりはどこへやら、よくわかっていなかった時の心配も空振りとなり、さほど難しくもなく、作業自体は結構サクッとできてしまったので、その経験をまとめてみる
考慮点を集約すると以下の3点
- ドラレコ、どれにする?
- 電源供給のヒューズボックス、どう取り扱う?
- 後方カメラの設置とフロントまでの配線
1つ1つ思い出しながら書き出してみる
ドラレコ選定
無難なコムテック
結論から書くと、スマフォで操作できるWiFi搭載機にするべきだった
「だった」と書いた通り、数千円の金額を惜しんで、WiFiを買わなかったことを後悔していますw
Amazonで検索すると中華系の商品がたくさん出てくるのだけれど、無難に国産を選ぶとエントリーモデルで1.5万〜2万超えの中、買ったのは以下
コムテック 車用 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR035 前後200万画素 FullHD GPS搭載 後続車両接近お知らせ機能搭載 安全運転支援機能搭載 常時録画 衝撃録画 高速起動
通常は、2万を超えているけれど、ブラックフライデーの安売りのタイミングで1.8万で調達
最初、1つランク下の以下のモデルが1.5万で売っていて買ったのだが、勝手に一方的に店舗側からキャンセル返金され、後から郵便の代引きで商品が届くという、おそらく詐欺アカウントの出品物だった
Twitterに同じ被害にあった人がいた
下位モデルというのが、以下のZDR016
このリンク先は、Amazonが販売しているので正規の商品です
(上述した詐欺アカウントの商品ではないです)
コムテック 車用 前後2カメラ ドライブレコーダー ZDR016 前後200万画素 FullHD GPS搭載 後続車両接近お知らせ機能搭載 安全運転支援機能搭載 常時録画 衝撃録画 高速起動
で、年末で購入を急いでいたので、勝手にキャンセルされた「ZDR016」ではなく、上位モデルの「ZDR035」を買った、という経緯
今見ると、以下の商品も1.5万前後と手頃な値段で、国産のエントリーモデルなので、良さ気
ケンウッド ドライブレコーダー DRV-MR450 前後撮影対応2カメラ KENWOOD
WiFiモデル
以下のような中華系?の安めのWiFiモデルもあったのだけれど、どうにも不安で手が出せなかった
書いてあること、写真の感じは良さそうなんだけど… 不安
で、いろいろ調べている時に、以下の安めで国産、良さそうなのがあったのだけど…
オウルテック ドライブレコーダー モニターレス Wi-Fi対応 バッテリーレス 219万画素 録画 F1.8レンズ 12V/24V車対応 microSDカード(16GB) 付き OWL-DR901W
夏の車内が燃えるような暑さでも大丈夫そうなバッテリー
本当は、これが良かったのだけど… 前後の2台カメラがセットになっている商人ではなく、カメラ1つのみの商品だった
よって、もしこの商品で前後にカメラをつけたい場合、2台買わないといけないし、当然、電源も2口(くち)必要になるわけで… ちょっと厳しいなと思って断念
JVC KENWOOD GC-DR20 ドライブレコーダー 【論よりスマホ】 wifi搭載 フルHD 衝撃感知 LED信号対応 WDR microSDHCカード付属 ブラック GC-DR20-B
こちらも良さそうだったのだけど、同じくフロントかリアのどちらか1つでセットになっていない
で、ちゃんとした前後カメラがセットのWiFi搭載機を買おうとすると…
ユピテル 前後2カメラ ドライブレコーダー SN-TW9200dP 無線LAN内蔵 夜間も鮮明STARVIS搭載 SUPER NIGHTモデル FULL HD 録画、GPS&HDR搭載
2万超えな上に、更に駐車監視用のケーブルも別で必要で、その別購入のケーブルは、どうもAmazonでは単品では販売していなさそう(見つからない)
そんなわけでWiFi搭載機を諦めて、セールで2万を切っていた手頃な コムテック ZDR035 にした
それと、ドラレコ本体だけではなく、オプションの駐車監視の専用ケーブルも一緒に購入した
コムテック ドライブレコーダー用オプション 駐車監視用直接配線コード HDROP-14
取り付け装備の予習
車の知識がほとんどないので、ひたすらYouTubeで事前学習
全体の流れ
全体的な作業の流れを以下の2つの動画をメインに、それぞれ3-4回は観て、内容を頭に叩き込んだ
全体の工程もわかりやすく、特に、リアの設置方法、リアのドア側から車体天井へのケーブル配線方法のほか、ヒューズボックスのケーブルの結線方法(*)が参考になった
*「エボシ端子」という単語を、この動画で初めて知って、エボシ端子を使った結線の仕方を調べるキッカケになった
エーモン(amon) 配線ガイド(フレックスタイプ) 全長約1m 4931(同等品1161)
リアからの配線では、この配線ガイドがないとまず無理
あと、リアのドア(窓)側から既設の配線の穴に通す際に、以下のようなシリコンスプレーもないと配線のゴム製部分とケーブルや端子部分が引っかかり、ケーブルをうまく通せないので必須
KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ- (420ml) [ For Mechanical Maintenance ] 潤滑・離系剤 [ 工具箱の必需品 ] [ KURE ] [ 品番 ] 1046
以下の動画も、全体の流れと配線時の各種パネルの外し方などが参考になった
上記動画でもサラッと出てきた工具で、以下のパネルはがしの道具も購入した
エーモン(amon) パネルはがし 黄色樹脂製・2本組 全長約150mm・幅約15mm 厚さ5mm 1498
この手のパネル剥がしは、似たような工具があれば必要ないけど、代用としてマイナスドライバーなどでやると内装が傷ついてしまうので、金属製ではなく樹脂製の道具を持っていないなら、できればあった方が良い
ヒューズボックス
今回、駐車監視を利用する想定だったので、つまり、エンジンが掛かっていない状態でも電源供給が必要になるために、シガーソケットではなく、ヒューズボックスから「常時電源」を取ることになる
そのため、ヒューズボックスからどのように電源を取ってくるかの方法も、YouTubeで事前学習
ヒューズボックスは下手なことすると電源系に影響して車が動かなくなる可能性もあり、とても重要、でも、この辺りの知識は全くなかったので時間をかけて、慎重に情報収集した
この動画では、配線のコネクターに同梱されているエレクトロタップを利用しているけれど、今回のDYIではエボシ端子を利用してケーブル先端を加工して接続させた
わざわざ工具も買ってねw
1000円ちょっとで安かったし…
何事もやってみないとね!
エーモン(amon)ターミナル&ツールセット 配線作業ができる電工ペンチと端子のセット 3362
ギボシ端子の使い方はメーカーの解説とYouTube動画で勉強
通電の確認は、以下の動画も参考にした
通電のテスターは… 安全のためには絶対あった方が良いけど…
接続してみてダメだったら指し方を変える、端子の上下左右を差し替えるなど、試行錯誤すれば良いので、この1回のためだけに買ったのかと思うと、ちょっと勿体無い気もした
が、安全考えるなら利用すべきでしょう
エーモン 検電テスター(LED光タイプ) DC6V~DC24V (A49)
あと、ヒューズの端子の左右(上下)の考え方については、以下のように、一般的な考えとは異なる意見もあることを知った
で、実際に、どこから電源取れば良いのか?という疑問については、ヒューズの製造メーカーのエーモンという会社が、運よく、乗っている車である「ステップワゴン」のヒューズボックスから電源を取る方法を解説している動画を見つけたので、そちらを参考にした
ドラレコでは、アクセサリー電源と常時電源を利用するので、35番の10Aと、6番の20Aから電源を取った
エーモン 低背ヒューズ電源 DC12V・60W/DC24V・120W 10Aヒューズ差替用 E577
エーモン 低背ヒューズ電源 DC12V・120W/DC24V・240W 20Aヒューズ差替用 E579
あと最後に、駐車監視の使い方については、以下を参考にした
自宅に停めている時は駐車監視は不要と考える場合、ドラレコの初期設定としては監視モードは無効にしておき、外出時、スーパーの駐車場などに停める時だけ、一時的にその時だけオンにするという方法があることを、この動画で知った
ドラレコ買ってから取説も読んだけど、この動画で事前把握できていたので取説の理解が早かった
実際の作業
そんなわけで実際の設置作業を解説していく
リアのドア窓から車体への配線
まずは、車の後方、リアのカメラ設置からで、配線は以下のように(1)リアのドア窓にカメラを設置するが、その配線は(2)ドアの内側を通し、(3)ドアと車体本体をつなげているゴムチューブ?のような部分を通して、(4)車体の天井部分に配線していく形
ブレーキランプ内部の配線とカバーの穴開け
カメラをリアのドア窓に設置するために、ブレーキランプの部分を通す必要があり、そのカバーを外した
さらにブレーキランプそのものも一度外す必要があるが、その前に以下の写真の矢印部分のケーブルを抜いておく必要があった
ブレーキランプ本体を外すため、2箇所の六角のボルトを外してから、既設のケーブルを通してある穴(赤の矢印の部分)にリアカメラ用のケーブルも配線した
ブレーキランプのカバー内からドア窓付近へのケーブル配線では、カバーに穴を開けて配線した
ドアを閉じた時の車内から見た感じは、こんな感じ
リアから車内天井、運転席までの配線
ブレーキランプ内の(2)から(3)まではドアの内部を配線させるため、(3)からエーモン(amon) 配線ガイドを通してケーブルを手繰り、配線した
また、(3)から(4)は、ゴムのチューブ内を通すため、KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ-のような潤滑剤がないと通せない
(4)で車体本体の天井まで配線できたら、あとは、天井の際(きわ)を通して、(5)のあたりを這わせて、運転席側まで配線させる感じ
YouTubeの動画解説では以下の写真の緑の(5)のように天井内を直線的に這わせる例もあるが、既設のエアコンの配線/配管などがあり、私の環境では直線的な配線はできなかった
結果、(5)を経由してキワキワを通して、(6)(7)へと配線させる形となった
運転席まで配線できれば、あと一息
リアカメラの配線は、フロントカメラに接続するため足元には流さず、バックミラーの方へ(8)へと配線
なお、ケーブルは余るので、余り部分は上手いこと束ねて、(7)のあたりにある空きスペースに収納
また、フロントカメラに繋げる電源のケーブルは、アクセル奥のヒューズボックから黄色の(1)(2)へと配線
リアカメラのケーブルは、(8)から(9)の際を通して、(9)から(10)へと配線し、フロントのカメラに接続
フロントカメラへの電源供給のケーブルは、黄色の(2)から際を通して、(3)への配線し、(4)でフロントカメラに接続
電源供給のケーブルは、足元のヒューズボックスの(A)(B)のあたりのヒューズと差し替え
アース線は、アクセルの隣にある車体の金属製の部分、ナットに絡めて固定
反省とまとめ
最大の反省点としては、少し値段が高くてもWiFiモデルのドラレコにして、もっと手軽に映像を扱えるようにすれば良かったという点
設置に関しては、事前のYouTubeによる自己学習が大変有効に働き、我ながら、驚くほどスムーズに、そして綺麗に装備できたと思う
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